モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

ポーパスターンについて その1

モーグルで、先シーズン考えていたこと、特にポーパスターンについてと、今シーズンなにを意識して滑るか考えていることを、まとめ*1てみたいと思います。


ポーパスターンとは、普通のコブの溝に沿って滑る滑りから見たとき、極端に言うと1/4波長*2分下にズレたようなラインを通って滑るような滑りを言います。
図はコブを上から見下ろした時で、青い線が通常通るラインになり、赤い線がポーパスターンのラインになります。

この滑りは、ライン取り的に凸凹が大きいため、今までよりも吸収伸展を速く大きくする必要があります。
また溝を乗り越えた後、トップを素早く下げて、溝を縫うような動きがより強調される滑りになります。
その動きからポーパス*3ターンという呼び方ついています。


滑り方としては、コブの溝に沿って滑るのではなく、コブのバンクにトップから入っていき、そのまま溝のバンクを乗り越えてからターンします。
そのため、今までの溝に沿った滑りよりも、切り替え位置が下に下がるので、ライン取りが全体的に少し下にズレた感じになります。
そのライン取りの違いから、ニューラインとも呼ばれています。


(関連)

ポーパスターンについて その1
ポーパスターンについて その2
ポーパスターンについて その3
ポーパスターンについて その4
ポーパスターンについて その5
ポーパスターンについて その6
ポーパスターンについて その7

*1:Special Thanks 六四

*2:2ターンで1波長とする場合。ちなみに1/2波長ずれたものはリバースターンになる。

*3:イルカ