モーグルで、先シーズン考えていたこと、特にポーパスターンについてと、今シーズンなにを意識して滑るか考えていることを、まとめ*1てみたいと思います。
ポーパスターンとは、普通のコブの溝に沿って滑る滑りから見たとき、極端に言うと1/4波長*2分下にズレたようなラインを通って滑るような滑りを言います。
図はコブを上から見下ろした時で、青い線が通常通るラインになり、赤い線がポーパスターンのラインになります。
この滑りは、ライン取り的に凸凹が大きいため、今までよりも吸収伸展を速く大きくする必要があります。
また溝を乗り越えた後、トップを素早く下げて、溝を縫うような動きがより強調される滑りになります。
その動きからポーパス*3ターンという呼び方ついています。
滑り方としては、コブの溝に沿って滑るのではなく、コブのバンクにトップから入っていき、そのまま溝のバンクを乗り越えてからターンします。
そのため、今までの溝に沿った滑りよりも、切り替え位置が下に下がるので、ライン取りが全体的に少し下にズレた感じになります。
そのライン取りの違いから、ニューラインとも呼ばれています。
(関連)
ポーパスターンについて その1
ポーパスターンについて その2
ポーパスターンについて その3
ポーパスターンについて その4
ポーパスターンについて その5
ポーパスターンについて その6
ポーパスターンについて その7