ずらしで滑れるようになったら、次はコブの中を回して滑るようにしてみましょう。
これは、ずらしの滑りとは全く違ったラインでの滑り方になります。
ずらしでは、ずらす量によってスピードをコントロールしましたが、回す滑りでは、主に回すライン取りでスピードコントロールします。
また、ずらしよりも基礎となるターン技術が必要になってくることと、ターン中でのスピードの増減が大きくなるため、斜度がそれほどきつくなく、コブもあまり大きくないところで始める必要があります。
最初はコブの尾根のあたりをたどるような滑り方から始めて、その後、ターン後半をコブの溝の少し上、バンク状になっているところを滑るようになります。
コブの出口からは降りず、Jの字に滑るところから始めて、徐々にターンをつなげていくようにします。
最近の基礎スキーのコブの滑り方で、バンク滑りと言われる滑り方がありますが、それに近い滑り方になります(というかその導入という感じの滑り方)。
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回して滑る2 回して滑るライン - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(17) - モーグルとカバとパウダーの日記
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ずらしで滑る12 いろいろなコブでのずらし - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(15) - モーグルとカバとパウダーの日記