落差をちいさくとって山の尾根を滑ります。
【落差を小さくとって山の尾根を滑る】
まず、コブの受けているところの少し上までずらし降りてください。
ずらしラインよりもだいぶ外側、コブの盛り上がっているところのさらに外あたりに止まります。
そこからコブの受けているところを見て、ここからならコブの尾根になっているところを滑っても大丈夫、怖くない、という高さのところまでずらし降りましょう。
怖さから腰や上体が引けてしまった状態で滑ると意味がないので、怖くない高さから滑ることが重要です。
その位置からコブの尾根になっているところをつたうようにして滑って、尾根が終わってコブの出口を越すところまで滑って、そのまま真横を向いて止まります。
真横を向いているところから、一旦ハの字を作ってそこからスタートするか、小さくジャンプして一気に下を向いてスタートしてください。
【ハの字でスタート】
【小さくジャンプしてスタート】
スタートした時に真下を向いていること、また斜面に対して垂直に立っていることが重要です。
【スタートした時のポジション】
ターンし終わった後、なかなか減速しなかったら、切り上がるようにして止まりましょう。
コブの受けているところは、コブの付いている斜面の平均斜度よりも斜度が緩くなっているので、実際に滑ってみると簡単に感じるはずです。
簡単に感じなかったら、簡単に感じる高さから始めましょう。
ここから徐々に高さを上げていくわけですが、スピードコントロールが出来ないと怖くなってきます。
なので、少しずつずらしながらターンすることで、スピードコントロールする練習をします。
次はずれながらのターンを練習します。
続き
回して滑る4 ずれながらターン - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(19) - モーグルとカバとパウダーの日記
前回
回して滑る2 回して滑るライン - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(17) - モーグルとカバとパウダーの日記