モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

ずらしで滑る10-1 コブでずらしピボット - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(12)

  1. コブの出口のちょっと手前に、土踏まずが来るような位置を狙ってずらし降ります。
  2. ずらし降りたら、ちょっとふくらんでいるところにしっかりポールを突きます。
  3. ずれ落ちながらピボットターンで向きを変えます。


【ずらしで狙うポイント】

土ふまずが黄色の円のあたりに来るように狙ってずらし降ります。
ポールを突く位置はオレンジの円のあたりを狙います。


ここで特に気をつける点は

  • しっかり底まで降りる
  • ピボットターンでエッジを立てない
  • ラインを振らずに降りること

です。


しっかり底まで降りてからのほうが、簡単にターンできるのですが、ターンが間に合わないのではないか、という不安からか、底まで降りる前にエッジを掛けて止めようとして、それで無理矢理ターンを始動しようとしてしまう人がいます。
そうすると例の【内足で支えて外足で突っ張っている姿勢】になってしまって、ピボットターンが出来るポジションに出来ないため、外足でエッジングしてなんとか足場を作り、無理に内足を開きだしてそこに外足だった足を引きつけるような、パタパタとシュテムをする、みたいな滑りになります。
そして、外足で足場を作るためエッジングした際に、そのエッジングしたスキーが走ってしまい、それでラインをはずしてしまったり転んでしまったりします。


ピボットターンでターンしている最中に、なるべく落ちたくないという心理が働くためか、エッジングしようとして、ターン終了時点でやはり例の【内足で支えて外足で突っ張っている姿勢】になってしまう人がいます。
この場合は破綻することは少ないと思いますが、そこから一度ずらすポジションに持っていく必要があるため、動きがぎくしゃくしてしまう場合が多いと思います。


これらは、(無意識かもしれませんが)恐怖心から、エッジを立ててずれ落ちるのを止めようとしてしまう、と
いうのが主な原因にだと思います。


【内足で支えて外足で突っ張っている姿勢】

底まで降りる前や、ピボットターン終了時に、このような姿勢になってしまわないように注意。


次はなぜラインを振らないほうが良いのかを説明します。


続き
ずらしで滑る10-2 コブでずらしピボット - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(13) - モーグルとカバとパウダーの日記

前回
ずらしで滑る9 コブを利用したピボット - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(11) - モーグルとカバとパウダーの日記

最初から
コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方 (1) - モーグルとカバとパウダーの日記

全部
[コブ入門] - モーグルとカバとパウダーの日記