以下の点に注意して、整地でずらしを練習します。
目標とする滑り
- 斜面の真下方向に降りること
- 一定の速度でスムーズに降りること
こうなっちゃダメ
- 斜め横方向や後ろ方向に進んでしまう
- エッジがときどき噛んで斜滑降してしまう
- ずれては止まり、ずれては止まりとスムーズでない
斜面に薄くバターを塗るような意識でずらしていくと、なめらかに降りることが出来ます。
腰が内(山側)に倒れてしまって、エッジを立てすぎてしまわないように注意しましょう。ときどきエッジが噛んで斜滑降してしまい、真下に降りれない場合は、腰が内側に倒れていないかを意識してみてください。
ずらしている時の上体の向きは、顔は真下を向け、腰や胸もなるべく下を向けるように意識して、実際は斜め横45度とかぐらいを向いている、という感じに捻ってみましょう。
※もっと上手い人、一緒に行って教える人向け
片足の板をはずして片足でやります。その場合、谷側の足で片足の他に、山側の足で片足もやってみましょう。
山足、つまり内足側でずらすことはあまりないと思うので、結構練習になります。
なんかやっちゃって片足だけで降りなくちゃいけなくなった緊急時とかも、片足のずらしピボットで厳しい斜面でも降りれるようになります。
次はキックターンについて説明します。
続き
ずらしで滑る5 キックターン - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(6) - モーグルとカバとパウダーの日記
前回
ずらしで滑る3 ずらしのポジション - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(4) - モーグルとカバとパウダーの日記