キックターンとは、止まっている状態で、真横向きから逆の真横向きに、向きを変えるものです。
ほんとうはずらしとずらしのあいだをピボットターンで向きを変えるのですが、それすら出来ないような場合や、滑り出しで自分の向いている方向を変えたいときなど、キックターンというもので、その場で向きを変えます。
厳しい斜面でも、ずらしとキックターンができれば、とりあえず降りていけれるようになりますので、覚えましょう。
- 真横を向いているところからスタート。
- 山側のスキーの山側に、両ストックを突いておき、体重も掛けておきます。
- そうすると、谷側のスキーは持ち上げても安定してますね。
- そこで谷側の足だけ逆方向を向けます。
- きついですが、なるべく逆の真横に向けるように頑張って回して、スキーをつけます。
- すごいガニ股状態になります。
- 谷足に体重を乗せつつ、谷側の手のストックを、逆方向を向けた谷側のスキーのトップ付近に突きます。
- そのストックと谷足に体重を乗せつつ、山側のスキーを浮かせて谷のほうに回してきます。
- 先に突いていたストックよりも谷側に、山側だったスキーがつくような感じになります。
【後でキックターンの図を書きます】
最初は、こんなの出来ない… と感じるかもしれませんが、慣れると簡単です。
実際には、急な斜面やコブの上でやったりするので、整地で何度もやって慣れておきましょう。
次はピボットターンのやりかたを説明します。
続き
ずらしで滑る6 ピボットターン - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(7) - モーグルとカバとパウダーの日記
前回
ずらしで滑る4 整地でずらし - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(5) - モーグルとカバとパウダーの日記