モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

コブの滑りでよくある誤解 - エッジを立てて減速しようとしてしまう

最近ぜんぜんスキーネタを書いてなくて日記のタイトルに偽りありって状況なので、スキーネタも書こうと思います。
そこで、コブを滑る時に初級者の人とかがよくやる誤解について、いくつかシリーズで書いてみます。


コブ入門ということで、コブ初級者の人が最初にやる滑り方、ずらし+ピボットの滑りを想定しています。


最初は一番多いパターンの「エッジを立てて減速しようとしてしまう」というもの。


以前、ずらしで滑る3 ずらしのポジション - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(4) というエントリーでも書いてるのだけど、


※ダメな例【内足で支えて外足で突っ張っている姿勢】

この姿勢で減速しようとしてしまう人が、コブが苦手な人にはたくさんいます。


つまり強くエッジを立てることで強くブレーキを掛けようというわけなのですが、実は逆に減速しないのです。
こうやってエッジを立てると、エッジが噛んで板はずれにくくなります。するとエッジの噛んでいる方向へと板は走ってしまい、減速要素は発生しません。
減速させるには板をずらさなければならないので、エッジを立てるということは全く逆のことをしているのです。


減速するためにはエッジを立てるのではなく緩めてずらすように意識を変えましょう。


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