モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

次世代twitterスパムの作り方

昨日の情報商材屋のtwitterスパムを見て、進化してきてるけどまだまだだな…と思った。
だってちょっと気を付けてればすぐに見破られるもの。


なので自分ならこうする、というのを考えてみた。


まず、自前で短縮URL的なサービスを立ち上げる。
ただ、単なる短縮URLサービスではなく、ときどき宣伝用のページを表示させるようになっている。つまり、9割がたは普通にページが表示されるけど、1割くらいは宣伝用ページが表示されちゃう(1割くらいの確率でランダムに宣伝用ページのURLが返される)。
そしてこれ経由で商品を買った場合、そのURLを作ったユーザにはアフィリエイトが支払われる、というサービスにしておく。
基本、自分が飼ってるbotに使わせるために作るわけだが、ホントに一般のユーザにこのサービスを開放しても良いだろう。
アフィリエイト付き短縮URLサービスとでも呼べばよいだろうか。


普段のtweetは、キャラに近いブログやtwitterアカウントを登録しておき、そこからパクってつぶやかせる。ベイジアンでつぶやきを学習させ、キャラに合ったものだけをつぶやかせるとかも面白いかもしれない。
で、肝心の宣伝については、はてブやtogetterでアクセスの多いもの、RTの多かったRTなどを自動抽出してつぶやかせる。
その時前述の自前短縮URLサービスを経由させる。その前にもう一段、一般的なbit.lyだとかの短縮URLサービスを噛ませるのを忘れずに。


こうすると、TLから見分けることは結構難しくなってくると思う。
その上、宣伝URLを開いてもすぐにはわからない。
さらにスパムだろと責められたとき、アフィリエイト短縮URL使ってるだけです〜という言い逃れが出来る。


ああそうそう、重要なことを忘れてた。
フォローするときに通知する、使用アプリケーション名とURLは一般的に良く使われているものに設定しておくこと。


(2011/5/30 追記)

twitterスパムではなくメールのスパムだが、まさに予測したとおりのスパムが出てきたらしい。

スパマー自ら偽短縮URLサービスを開設--自身のサイトにリダイレクト - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/business/35003297/

スパマー自らが偽URL短縮サービスを開設し始めていることが初めて確認されたという。スパムには正規のサイトで生成された短縮URLが記載されているが、そのリンク先はスパマーが開設した偽URL短縮サイトとなっており、スパマー自身のウェブサイトにリダイレクトされる。

(/追記)