モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

いいもりでショートターン練習

午前中だけ休みにしていいもりに滑りに行きました。
それで、角皆さんが水曜日午前中にされてる「ショートターンを極める」に入ってきました。

ショートターンを極める - 白馬五竜フリースタイルアカデミー【キャンプ】

いろいろと勉強になるところがあったのですが、自分はストックが変ってのがかっこ悪い一番の問題だってことがわかりました。
あと、自分の思ってたドルフィンターンは、ドルターン(ドルフィンターンの後半、テール部分を押しつけて反発もらうという運動が無い)だというのがわかりました。ドルフィンターン練習せねば。


で、いたるさんのレッスンと同じようなことを言われてる所が結構あったりして(ドルフィンターン=オーリーノーリー、外足を前に出して板のトップをそろえる、など)特化してる部分が違ってても、つきつめていくと同じになるところってあるんだなあ、と思いました。


でもそんな中で、全く逆だなというところを再認識しました。
角皆さんをはじめ、モーグル系だと「上体を固定して足を動かす」という意識が多いと思います。
が、いたるさんだと主に「上体(重心)を動かすことでターンする」というイメージだと思います。
つまり、足を動かすのか重心を動かすのか、という違いです。


この二つの違いは、最終的に外から見た体の動きは、同じような感じになるんですが、滑っている本人にとってはぜんぜん別の感覚で滑っています。(少なくとも自分にとってはそう)
例えばショートターンの場合、いたるさんの重心を動かすイメージでも、ターン弧が小さくなることで重心位置が移動せず、足だけが動いているようになり、上体を固定して足を動かしていく、という滑りと同じような動きに見えてきます。


コブでは足を引く動きを良く使うのですが、重心を移動させる意識の場合は、上体をコブの向こう側に落とし込むような意識で同じ動きにすることができます。
最近、重心を移動させる系の意識でも、コブのなかで縦に使えるようになってきたのですが、それが出来るようになったのは、今までよりも1カウントだけはやくターンへ入るようにしたからでした。


足を動かすイメージは、素早い動きがしやすいのですが、ずらしてしまいやすいように感じています。ただ、すぐに結果を得られるので、とっさのアクシデントに対しての反応はしやすいと思います。
対して、重心を動かすイメージは、よりカービングな安定した滑りにしやすいように思います。ただ、結果がワンテンポ遅れてくるので、予測して先に動いている必要があり、コブのように規制されている状況だと、そのワンテンポ先、というコツをつかめないと動きがマッチしないことが起きやすいと思います。


というわけで、どっちの意識も使えるようにしておく、というのが一番良いんだろうな、と思いました。特にコブの場合だと。