モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

ずらしで滑る6-1 ピボットターン - コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方(7)


ピボットターンとは、土踏まずのあたりを中心に、その場でくるっと回るようなターンのことを言います。


最終的なイメージとしては、土踏まずの真下を中心に回転するイメージになります。
普通にエッジングするターンから、徐々にピボットターンに持っていくために、まずはポール(ストック)を突いた場所を中心にして回るイメージではじめてみます。

  1. ポールを、斜面真下方向の、少し離れた(最初は1m位から)位置にしっかり突きます。
  2. ちょっと腰を伸ばし気味にして、ポールにもたれかかるようにな感じにします。
  3. 同時にスキーをフラット(雪面に対して水平)にするように意識します。
  4. ポールを突いた場所を中心に手で支えて、コンパスで円を描くようにくるっと回ります。

【後日、上から見た説明図を書きます】


くるっと回ることが出来たら、徐々にポールを突く場所を足元に近づけていき、足の真下で回転するイメージになるようにしていきます。
最終的には、かかとからテール側に20cm、スキーから20cmくらい離れた位置にポールを突く感じになります。


【後日、上から見た説明図を書きます】


普通のターンのようにエッジを立ててターンをするのではなく、スキーをフラットにする意識でやります。
ポールにもたれかかるとき、少し上下動使って抜重してやると簡単です。
ターン中、スキーは密脚(足と足の間がせまい、くっついている状態)にしていたほうが簡単なのですが、最初はプルーク(ハの字)になっていても良いです。
両スキーをくっつけて一枚のスキーのようにして扱うような、モノスキー(ボードのように一枚のスキーの上に、二つビンディングがついているもの)をイメージしてやるとやりやすいです。

※もっと上手い人、一緒に行って教える人向け
スキーをフラットにすることで、簡単にくるっと回ることが出来る、ということを体感してもらうことと、重心を谷側に投げ出すことでスキーがフラットになることを感じてもらうことを狙っています。
そのためにポールを補助として利用しています。


出来る人は、なるべくポールや上下動などの補助動作を使わずに、どれだけスムーズに小さくその場で回転できるようになるか、をやってみましょう。
なれてきたら半回転だけでなく、一回転や連続回転をしてみます。その際もなるべくポールを使わないようにしてみましょう。
フラットがしっかり出せると、くるくると回転することが出来るようになります。


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コブ初心者、モーグル入門者のための、コブの滑り方 - モーグルとカバとパウダーの日記