モーグルとカバとパウダーの日記 - PukiWiki Plus!用のスパムフィルタ spam_filter.php
のエントリーで書いたPukiWiki Plus!のスパムフィルタに、このまえ紹介したreCAPTCHAを利用して、CAPTCHAでのチェックを掛けれるようになりました。
これは前に書いたように
モーグルとカバとパウダーの日記 - 掲示板やWikiへのスパムの傾向と対策
そうなるとやはり、投稿時にCAPTCHA(ゆがんだランダム文字を入力させることでのチェック)を掛けるぐらいしかないと思うのだが、毎回ではユーザへの負担が大きいと思います。
そこでRgreyとかの発想と同様、怪しい書き込みに対してのみ、その制限を掛ければよいのではないかと思いました。
つまり、URLが書かれている場合だけCAPTCHAのついた確認画面を出す、という感じです。
という感じで利用できます。
実はreCAPTCHAのWordPress向けの実装サンプルでも、URLが書いてあったときだけCAPTCHAでのチェックを掛けるとなっていました。
spam_filter.phpの場合は、その条件も(完全にブラックとしてCAPTCHA出さずに拒否してしまう場合と同様)サイト管理者が設定ファイル中で簡単に指定することが出来ます。
例えば、URLが書いてあって日本以外のIPアドレス帯からの書き込みにはCAPTCHAを出すとか、URLが書いていなくても、日本語が含まれていない書き込みにはCAPTCHAを出すとか、柔軟に指定が出来ます。
具体的な設定方法や内容については
モーグルとカバとパウダーの日記 - PukiWiki Plus!用のスパムフィルタ spam_filter.php
美麻Wikiでシステム的に修正している点 - 美麻Wiki
を参照してください。
PukiWikiでスパム対策に困っていらっしゃる方は、一度おためし下さい。
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