モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

実は大多数のスパムは少数の業者によって出されているのでは

ITmedia News:画像スパムが急減、無料ホスティングサイトにシフト?

画像スパムは2006年に急浮上。2007年1〜3月期も増加を続けてスパム全体の60%を占めるまでになっていた。ところが過去数週間でこれが激減、4月は59%に上っていたのが、5月21日の週の前半には12%にまで減ったという

無料の画像ホスティングサイトや写真サイトにスパム画像をアップロードし、この画像にリンクさせる

画像スパムが無料ホスティングや無料の写真サイトを利用するようにシフトした、ということらしい。


これで思ったのが、実は大多数のスパムは、ほんの一握りのスパム送信業者によって出されているのではないか、ということ。
自分はそれまで、数10業者が主だと思っていたのだが、実はスパムの8割は数業者以内から出されているのではないだろうか。

彼らは確かに、いろいろと工夫を凝らしてスパムを出してくるけど、一月でこれほどドラスティックに変るほど、全ての業者が勤勉とは考えられないと思う。
まあ、それは日本や中国韓国のスパム業者を観察することが多いから、というのもあるだろうが。


たぶん一つの大きな業者がその手法をやり出して、他の業者がそれをみて追従したのだろうが、その波及はせいぜい数社のうちにだけ起ったのではないかと思う。
それで60%→10%になるのだから、世界中のスパムの役半数は、この数業者によって出されているのだと思う。
そう考えると、スパムの完全な撲滅はそうそう出来なくても、リアル世界で業者を捕まえることが出来れば、いきなり半減させるとかいうことは結構起きうることなのではないだろうか。


こないだも一人大物が捕まったらしいが、そういうリアル世界でのスパム対策も頑張って欲しいところだ。