ぷらら|会社情報|ニュースリリース
http://www.nttplala.com/news_releases/2010/4/20100419.html
「ぷらら」の受信メールサーバに送られてきたメールが、動的IPアドレスや過去にスパムメールとして利用されたIPアドレスであった場合、受信前に再送要求を発信します。
つまり、RgreyみたいなことをISPのMXで行うということ。
実は4年くらい前、Starpitやるときに、(通信事業者での)フィルタ可否を総務省に問い合わせたことがあって、その時にはtarpitはいいけどgreylistは一時「拒否」だからダメ、という回答でした。
だから、以降greylistは使わない方向でいろいろと考えていたのだけど、まあ今後は状況に合わせてgreylist使っても良いのかな、という感じです。
念のためですが、このダメというのは、ISPやWebメールサービス提供者のような通信事業者の場合で、企業や大学等のメールサーバでは、自社のポリシーでいろいろフィルタして大丈夫です。
あと、動的IPというのをどうやって判定しているのかが結構気になるところ。
これはOCNがやってるIP25Bなんかもそうだけど、動的IPであるという判定の仕方は公開されてないと思う。
このへんは、どういう基準だったらOKとかあるんだろうか。
あとtaRgreyをISPで導入しようとした場合、再送間隔が短すぎると一時拒否する場合があるため、ここを修正して一時拒否じゃなくてtarpitで対応させる必要があった。
が、一時拒否が許されるようになるなら、たぶんこれはこのままでOKになると思う。
(関連)
ぷららが選択的 greylisting - どさにっき
http://ya.maya.st/d/201004b.html#s20100420_1
こういうフィルタリングをやるのほんと大好きだよね、ぷららって
ぷららの後に道ができる!という感じですわ。チャレンジャーですよねえ…
Starpitでほぼ誤検出無く98%のスパムを排除 (S25R+tarpittingによるスパム対策) - モーグルとカバとパウダーの日記
http://d.hatena.ne.jp/stealthinu/20060706/p5