モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

ランダムな角度から表示した3Dモデルを当てさせるCAPTCHA(とその破り方案)

3DベースのCAPTCHAが登場--ソーシャルウェブサイトのYUNiTi.comが作成:ニュース - CNET Japan

3D画像ベースのCAPTCHAが実用化される - スラッシュドット・ジャパン

フォークだとか飛行機だとか電気スタンドだとかの3Dモデルを、ランダムな角度から表示して、それを候補の中から選択させるというCAPTCHA


これ、肯定的なコメントがされてたけど、良く考えると結構すぐに破られる気がした。
まず、十分な回数CAPTCHA用画像を表示してサンプルを取得する。
つまり、表示されるすべてのモデルと、主なアングル毎の画像を取得する。

むろん表示させてる角度は完全にランダムなんだろうけど、数度程度の誤差であれば、文字CAPTCHAの認証でも使われているであろう変形を含んだマッチングで十分対応できるだろう。
そうなれば、候補の数は限られているから、文字のCAPTCHA認証よりも良い精度で当てられるように思う。

結局、十分な数のモデルのサンプルデータベースを作られると負け、という、画像CAPTCHAと同じ問題があるのでは。