昨日の宣言通り、今日はちょっとだけtaRgreyの改良を進めることができました。
tarpitを抜けた同一セッション中では、その後tarpitもgreylistも掛けないようにする修正です。
最初は、tarpit抜けることができたかを別ポートで待ち受けすることで判定しようとして、うんうん言ってたんですが、postfixのポリシーではセッションidを渡してくれるので、それでもって判定させればよい、ということに気がついて、それで実装。
実はひと月くらい前にテストコード書いてて、それがうまく動かなかったもんでそのまま放置してたんですが、やっと重い腰を上げて修正し、一応テストは通るようになりました。
ちなみに動かなかった理由は、単にハッシュの書き方の問題だったという…
これ出来ると、同一サーバに対して複数アカウントへの送り先がある場合(つまりRCPT TOが複数行になる場合)でもgreylistへ回されることなく、一度の遅延のみで受け取ることができるようになります。あと、postfixの設定の書き方もすっきりします。
