Software Design 2008年3月号|gihyo.jp … 技術評論社
にて、postfix向けのスパム対策記事を書きました。
といっても、約1年前に同じ技術評論社さんで出してるムック、ネットワークセキュリティExpert5に書いた内容を、現在の状況に合わせて修正したのと、一部一般的な内容を追記したものになるので、あまり目新しいところはありません。
今回の記事用に、現在のスパムフィルタの状況を確認してみたところ、HELOでのブラックリストやtarpittingでの拒否率が1年前よりもだいぶ落ちていて、1次フィルタでの拒否率が9割を割っていることがわかりました。
tarpit時間を125秒に延ばしたとき、だいぶ拒否率上がってたんで油断していました。
なんかまた、新たなものを実装していかないといかんなあ、と思った次第。
(追記)
taRgrey導入されてるこちらのサイトでも、同様の感想が書かれていて、SMTPセッションレベルでの実装が良くなっているため、これまでのtarpittingやgreylistingが効かなくなってきている?という観測がされています。
最近のspam送信者が進化している件について - World Wide Walker
http://yoosee.net/d/archives/2008/02/27/002.html