先週あたりからCRM114という、ベイシアンフィルタを使ったサーバ側に入れるspamフィルタを試してみています。
インストールと日本語化は、
私は如何にして心配するのをやめてスパムを愛するようになったか [CRM114の日本語対応] - higuchi.com blog
こちらのページを参考にと言うか、そのまま使わせていただきました。
CRM114のところに、初期フィルタデータベースファイルがあったので、それを使いました。
最初日本語のメールはだめでしたが、結構すぐ、3,4日で結構そこそこにより分けがいくようになりました。
それまでPOPFileを使っていた(クライアント側はWin2K+Becky!+NAV+POPFileに、サーバ側はSpamAssassinでベイシアンフィルタは利用せず、という構成)のですが、メール受信にすごく時間が掛かること、たまにタイムアウトしてしまうこと、などがあったので、サーバ側でよりわけたいと思って、いろいろと探していました。
サーバ側でベイシアンフィルタを利用したspamフィルタリングは、日本ではbsfilterとbogofilterの例が多いようでしたが、POPFileがすごく重かったため、ネイティブ(PerlやRuby,Pythonなどスクリプト言語で動くものではなくコンパイルされたもの)で書かれているものを探しました。
その条件では、bogofilterとCRM114、Annoyance Filterが候補として考えられたのですが、CRM114の性能が良いという記事があったことと、検索していたらちょうどhiguchi.com blogで導入記事があったこと、からこちらにしてみました。
識別率もなかなかよくなってきていて、パフォーマンス的にもそこそこ良いようです。
今後はこれに、ClamAVというフリーのサーバ向けアンチウイルスソフトをかませる予定です。