ちょうど1年前に
というエントリを書いたのですが、その件のサーバリプレースがあり、再度同じ問題が発生して対処したため、そのまとめです。
このサーバには古いドットインパクトプリンタがUSBパラレル変換ケーブル経由で繋がっていて、これは他のプリンタサーバなどでは共有に出来ないため、どうしてもWindowsサーバ経由で使うように設定する必要があります。
もう転写式の帳票なんてやめたほうがいいんでないかなあ… と思うんですけど、それはお客さんの判断なのでなんともです。
さて、新規サーバリプレースのため、サーバのOSはWindows Server 2019になったのですが、これだと前回対応したときのように、Windows Updateで「5005565」等があたったわけではないため更新のリストには上がっておらず、それと全く同じに対応することはできませんでした。
それで探してみると、あの方法で対処した後日、問題のパッチが当たっていても、レジストリを変更することで対処する手法が発見されていたみたいです。
こちらのエントリを拝見すると、「SMB1.0の有効化」と「RpcAuthnLevelPrivacyEnabledレジストリの設定」で動作可能になるようでした。
ただこれは、パッチ当てないのと同様、パッチを当てるべきセキュリティリスクをあえて穴あける設定なので、今回のようにどうしても必要な場合以外はおすすめではありません。
Windows ServerでWindowsの機能を追加しようとすると、サーバーマネージャーが起動しちゃってどうしたらいいんだろ?と思ったんですが、進めていくと機能の選択というのが出てきてここで普通のWindowsと同じように追加ができるのですね。
これで無事にドットインパクトプリンターが動くようになりました。