MTA のアクセス制御より、
これもなかなか画期的な手法。
メールサーバにもプライマリMXとセカンダリMXが指定できるのだが、普通はプライマリに接続しようとして、だめだったらセカンダリを試す、という手順になる。
スパム送信ソフトは、そのへん適当に作っているため、最初からセカンダリのMXに接続してきたり、プライマリがダメだったらとっととあきらめたり、となる。
そこで、プライマリはダミーで、必ずセカンダリが受けるようにして、プライマリではじく、またプライマリを経ずにセカンダリにきたらはじく、として見分けるもの。
これもgreylistingやtarpittingと同じく、コンテンツによらず、スパム送信ソフトの特徴から拒否できる。
ただ残念なことに、これもセカンダリへ行ってくれない「正しい」メールサーバもいるようなので、完全に安全ではないとのこと。
なので、greylistingと同様、S25Rと組み合わせて使ってはどうかと思う。