モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

「logits」の意味について

最近DeepLab v3+のことを調べていて、所々で「logits」という言葉が出てくるのですが、これの意味するところがよくわからない状況でした。

twitterで質問してみたところ、Higuchiさんから下記のように教えていただきました。

hinaser.github.io

TensorFlow等の機械学習フレームワークでは、これから確率に変換しようとしている出力層のニューロンの出力値を よくロジットと呼ぶことが多い。

最終レイヤーでは出力をシグモイド関数掛けてさらにソフトマックス掛けて確率として出力することが多いですが、その前のナマの値を「logits」と呼んでるということでした。

最終レイヤーの出力時の処理がシグモイド関数だけなら、その逆関数がlogitsだから、その前の値をさしてlogitsと呼ぶのも理解できます。

こういう慣習的な呼び方はぐぐってもあまり出てこないのがむつかしいところ。