StableDiffusionがオープンソースで発表されて、怒涛の勢いでより簡単に、使いやすくなるよう開発が進められましたが、現時点で一番楽なのは stable-diffusion-webui-docker を入れる、だと思います。
下記のエントリなどを参考にして
zenn.dev
Windows11でCUDAのドライバとDocker Desktopが入っていれば、あとはPowerShell上から
> git clone https://github.com/AbdBarho/stable-diffusion-webui-docker > cd stable-diffusion-webui-docker > docker compose --profile download up --build > docker compose --profile auto up --build
して、ブラウザから http://localhost:7860/ を開けばいいだけです。
なのですが、自分のノートはRTX3050Tiの4GBとメモリが足りず、そのままでは「exited with code 137」のエラーが出て起動してくれませんでした。
ただ「Highly optimized 4GB GPU support」と書いてあるように4GBでも設定すれば動きました。
Usage · AbdBarho/stable-diffusion-webui-docker Wiki · GitHub
に説明があるように、dockerのフォルダ内に下記内容を
services: automatic1111: environment: - CLI_ARGS=--lowvram
「docker-compose.override.yml」というファイル名で作成します。
このファイルを作ってから docker compose … を実行してやります。
ただ、自分の場合はこれだけでもダメでした。
WSL2でメモリをぎりぎりまで使ってしまうため、それを制限するための設定を「C:\Users\【ユーザ名】\.wslconfig」ファイルに
[wsl2] memory=8GB
のように設定していました。が、下記エントリに、WSL2に12GBは使えるようにしてないとだめとありました。
Web UI container exits with code 137 · Issue #64 · AbdBarho/stable-diffusion-webui-docker · GitHub
そこで設定変更して
[wsl2] memory=12GB
としてやったところ無事に動くようになりました。