思ってた以上に事例が多いのでやっぱり日記に書くことにする。
今週に入ってなぜか、突然メールの送信だけが出来なくなったという問い合わせがぽつぽつと発生していた。
みなSubmission(port587で送信認証あり)の設定はされておらず、Submissionに設定すると通るようになった。
過去の接続ログを確認すると、それまでは確かに通常のport25の接続でメールが送信できていたことがわかった。
そしてこれら障害の起こったユーザの接続IPを確認すると、みな
p????-ipbf???yosida.nagano.ocn.ne.jp
と、OCNを長野の接続で利用しているBフレのIPだった。
これらの状況から見て、OCNを長野の接続で利用しているBフレのユーザ(の一部IPアドレス帯)はそれまでOP25Bは掛かっておらず、今週頭(2010/6/8あたり)になってやっとOP25Bの制限が掛かった、と考えられる。
OCNさんのOP25B対応については
OCN｜OCN迷惑メール対策
2007年7月より順次実施
と、3年前の時点で順次実施となっている。
だがさすがに、順次実施と言って3年も掛かるというのはさすがにひどいと思う。
自分はOCNのユーザではないが、もし今の時点でOP25B掛けたIPアドレス帯があるのであれば、それはユーザに通知すべきではないだろうか。
3年前に「順次実施」とか言われたのが、今掛かったと思うユーザは居ないだろう。
OP25Bは自ネットワークに制限を掛けるが、その影響は他ネットワークのサービスに対して出る。
だから、他のサービスに対して迷惑掛けるということを考えて、こういう告知はちゃんとやってもらいたいなあ… と思う。OCNさんなんて超大手ISPなんだから。
少なくとも自分が探した範囲では、長野のBフレを最近OP25Bの設定掛けました、というような記述をOCNの工事・故障情報ページから見つけることは出来なかった。
