Security Day 2007というカンファレンスに参加してきました。
大学時代からの友人KAがパネリストやるというのと、セキュリティ関連の有名な人がそろって出てるんで行ってきたんですが、仕事柄セッション1の「ユーザのセキュリティとISPへの期待 〜ISPはどこまで介入できるのか？〜」が特に興味深い内容でした。
自分の結論？としては、「エンドユーザはエンドユーザとしての使い方しか望んでいないんで、インターネットの自由だとかそれにともなう責任だとかは望んでいない。だからエンドユーザ向けの『規制されてるけど安全なネットワーク』を基本的には提供して、それ以上を望む人にはそういう、フリーだが自己責任なサービスを別で提供する」という感じがいいんでないかと思いました。
『土管』は土管を引きたい人にだけ供給して、『インターネットする』ような人にはそういうサービスを提供する、と。
たぶん、ぷららさんの考えに近い感じだと思います。
あと細かな話だと、mod_imagefightという画像XSSを防ぐApacheモジュールがあるのを初めて知りました。これは良さげ。
パネリストの、サイボウズ・ラボの竹迫さんが作られています。
