モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

Outlookのメール送受信で0x8004010Fのエラーになる

Outlookのメール送受信をしようとすると「0x8004010F」のエラーが出てメール送受信が出来ない、という相談を受けました。
なにかやったわけではなく突然なったということでした。

これぐぐると、やばそうな障害だな…というのがわかります。

電子メールの送受信時にエラー 0x8004010F が表示される - Outlook | Microsoft Learn https://learn.microsoft.com/ja-jp/outlook/troubleshoot/synchronization/error-0x8004010f-when-sending-or-receiving-emails

つまりOutlookのDBファイルにアクセスできなくなった場合に出るエラーです。
しかし確認したところ、メール自体は表示されるため、まったくファイルへアクセス出来ない状況、というわけではありませんでした。
また設定自体も問題なく、またディスク容量も問題なくて、ファイルも壊れてはなさそうでした。

じゃあ逆になにが問題なんだ??となって色々調べてたのですがよくわからず、でもExploreでファイルを見てみたときにOneDriveの同期中になったままになっていることに気が付きました。
なにかでかい変更があってファイルの同期に時間がかかってる?と思って確認すると、OneDrive側の容量が足らなくなっていて同期ができない状況になっていることがわかりました。
このアカウントはなぜかMicrosoft365のアカウントではなく、無料の個人アカウントになっており、そのため容量が5Gになっていたので上限に達していたようです。

Microsoft365のアカウント自体はあったので、そちらのほうをOneDriveに登録し直して、OneDriveにあったデータもすべて移行して、そちらを参照するようにOutlookの設定も変更しました。
これでちゃんと送受信ができるようになりました。

Outlookの送受信ができないというエラーで、OneDriveの容量が足らないのが理由、というのはなかなか気が付きにくいです…