日本のスパム対応で特殊なのは、フレッツ接続がある、ということだ。
フレッツという回線の契約と、プロバイダの契約とが分かれているため、スパム発信して契約を解約されても、同じ回線からすぐに他のプロバイダから送ることが出来るし、プロバイダへは(実際に回線がどこにあるかは関係してこないので)実際に住んでいない住所での登録もしやすい。
本来、プロバイダがスパム配信で契約を解約した場合、NTTに連絡しフレッツの契約まで遡って、フレッツの解約をさせるべきなのだと思う。
だが、現在はそういうルートが存在しないし、プロバイダはそういう紐付けが行われていない。というかそういう紐付けが必要ない(どのフレッツ契約からでもインターネット接続可能)ようになっている。
プロバイダ側からNTTに対して、この日時でこのIPからこのIPへPort25で接続しているユーザ、と指定すると、そのユーザをNTTが解約させられる、という形にすることはできないだろうか。