長野ディープラーニング同好会14回めを開催しました。
自分が来年度の平日夜動けなくなる可能性があり、一旦休止するかもということで、これまでのまとめの意味もふくめて、簡単なコンペみたいなのをやってみました。
CIFAR10の認識をColabで10分だけ学習させて、テストデータでの認識率が一番高かった人の優勝、みたいなものです。
現代のCNNの直接の祖先であるLeNetをベースラインとして、そこから各種手法を取り入れていってどこまで上げられるか、という感じに行いました。
論文等ぐぐればCIFAR10認識のSoTA手法が出てくると思うのですが、そこはColab環境で「10分だけの学習時間」というしばりがあるため、例えば単純にネットワークを大きくすればいいとはならないわけです。
ただ、いきなりなにもない状況からだとみな書けないと思うので、下記のようにサンプルとなるコードを用意しました。
https://github.com/stealthinu/naganodeeplearningclub/blob/master/cifar10_10min.ipynb
最初は、非常に簡単にですが各手法がどういうことやっていてどんなメリット・デメリットが有るのかをざっと説明しました。
そこから各種手法を入れたり、パラメータを調節して認識率を上げてもらうようにしていただきました。
結局、ベースラインの70%に対し、80%の認識率になった方が一番になりました。
次回はどうなるかわかりませんが、とりあえずもう一度、2年前にやったディープラーニングハンズオンみたいなことをやれたらいいな、と考えています。