Lang-8という語学学習Webサービスがあります。
これは学習中の言語、例えば英語で日記を書くと、ネイティブの人がその日記を添削してくれる、というものです。そしてかわりに、自分も外国の方が日本語で書かれた日記を添削してあげるわけです。
とても良いサービスなんですが、この添削のインターフェイスで一部使いづらい点があります。
それは「Good」ボタンの位置について、です。
添削は複数の人が行えるので、前の人が行った良い添削があれば、それに対して「Good」という評価を付けることが出来ます。
それが「Good」ボタンです。
この「Good」ボタン、使い方は自由なのですが、例えば自分はこの添削が良いと思ったから、そこは「Good」ボタンを押すだけで、自分は添削しないといった使い方も出来ます。で、他の気になった文だけ添削すれば良い。
もっと言えば、みんなが添削した結果で良いと思った添削に「Good」をつけていき、自分はコメントだけ書く、という使い方も出来ます。
その「Good」ボタンですが、この上画像のように添削者ごとの表示部分にのみ表示されており、下画像の文ごとに添削が並んでいる部分には表示されていないのです。
添削を行う場合、この添削が並んでいるほうから行うため、添削中に「Good」を押そうと思うと、ページ上の方の添削者ごとの画面へスクロールして、その中から該当の添削結果を探して、やっと「Good」ボタンが押せる、ということになります。
やったことある人はわかると思いますが、これはすっごく使いづらいのです。
だからGoodボタンは、手軽に利用出来るはずなのに、利用している人は結構少ないです。
というわけで、それを改善するためのGreasemonkeyを作りました。
これを入れるとGreasemonkey君が、上の添削者ごとのところから「Good」ボタン周りを持ってきて、文ごとに添削が並んでいるところに貼りつけてくれます。
こんな感じの画面になります。
これならば、添削中でも気軽に「Good」を押せますね!
対応しているのはGreasemonkeyの使えるFirefoxとChromeになります。FirefoxとChrome、そしてIEで利用できます。
インストールの仕方はそれぞれブラウザごとに解説しておきます。
Firefoxの場合
Greasemonkeyアドオンをいれていない場合、まずアドオンのインストールが必要です。
Greasemonkey :: Add-ons for Firefox
ここからGreaemonkeyをインストールしてFirefoxを再起動します。
その後「Lang8GoodButtonPlus.user.js」をダウンロードして、そのファイルをどこでも良いのでページ上にドラッグアンドドロップします。
するとGreasemonkeyインストールというウィンドウが開くので、そこでインストールボタンを押すとインストールされます。
そしたらLang-8のサイトに行って適当な日記を見てみてみましょう。
Chromeの場合
僕も知らなかったのですが、最近のChromeはGreasemonkeyを標準で対応しています。
なので「Lang8GoodButtonPlus.user.js」をクリックすると、下のステータスバーにインストールするけど続けて良い?と聞いてくるので、続行するとインストールされます。そんだけです。
あとはLang-8のサイトに行って適当な日記を見てみてください。