Aipo5をdebianにインストールしたのでそのメモ
Aipo5というオープンソースの、日本で開発されているグループウェアがあって、これがなかなか良い感じ。
でこれを、うちのサーバに入れる必要があったのですが、インストーラがrpm使うRedhat系に作られてるので、ちょっと修正しなければはいらなかった。
探してみたところ、Aipo4をDebianに入れてる人はすぐ出てきたのだけど、Aipo5を入れてる人がすぐに見当たらなかったので、Aipo4の情報を元に自分で入れてみました。
参考にしたのは下記エントリー。というかほぼこちらのエントリーのまんまでAipo5も入ります。
Aipo4 on Debian etch « mootoh.log
http://blog.deadbeaf.org/2008/03/11/aipo4-on-debian-etch/
つまり下準備として「libreadline-dev」「zlib1g-dev」を入れておいて、あとはインストールしたいエンコード用のinstaller.shを修正して、rpmでこれらが入っているかチェックしているところをコメントアウトするだけ。
自分はEUCで入れたので aipo/bin/install.conf を一部修正し「enc_str=euc」にして、euc用のinstaller.shである aipo/bin/euc/installer.shを編集し
rpm -qa --qf "%{GROUP},%{NAME}\n" > $path/bin/rpmlist tmp_str=`cat $path/bin/rpmlist | grep readline-devel` if [ "$tmp_str" != "" ]; then echo "checking readline... ok" else echo "checking readline... error" check_str="ERROR" fi tmp_str=`cat $path/bin/rpmlist | grep zlib-devel` if [ "$tmp_str" != "" ]; then echo "checking zlib... ok" else echo "checking zlib... error" check_str="ERROR" fi
のあたりを全てコメントアウトするだけ。後は
Linuxへのインストールおよび運用開始│準備編|無料グループウェア 『アイポ5』
http://aipostyle.com/online-manual/installation/manual_linux.html
の説明に従い、installer.shを動かして、インストールが成功したらstartup.sh動かしてあげます。
#あー、うちとこ、もろセキュリティリスクあるや… 良くないな…
ちなみにAipoは、Tomcat上のJavaで動いてPostgresをDBとして使うのですが、これらがもし入ってたとしても自分で全部用意してAipoの中に入れちゃいます。
まあこうすりゃ絶対にバージョン依存とか起こらないからいいっちゃいいんですが… 貧乏性の僕にはちょっとそれどうよ?という感じでした。