モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

コンビーズというメールマガジン配信業者でやっとスパムのアドレス登録拒否に対応しだした件

コンビーズ(CombzMail)というメールマガジン配信業者があります。

メール配信ASPサービス(2300円より) コンビーズメール
http://www.combzmail.jp/


スパム対策をいろいろやっている人ならわかると思いますが、ここのメールマガジンは良くスパムの配信にも利用されているので、この配信サーバは拒否リストに入れてもいいんじゃね?と思ってしまうくらいです。
でまた、ここには文句言ってもテンプレートのメールが返ってくるだけで、ろくに対応してもらえないという印象でした。


実はここのところ、スパムとはちょっと違うのですが、このコンビーズがらみで問題があり、何度かメールで連絡を取っていました。
最初は例のテンプレートの返事だったのですが、再度説明を書いて返信を行ったところ、一応ちゃんと中の人が返事をくれています。
まあ、まだ自分の目的は達成してないのですが、ぼちぼちと進めています。
これについては、ちゃんと結果が出たらブログでエントリー上げたいと思います。


で、そんなこんなでコンビーズとやり取りしていたため、こちらのエントリーがあまりにタイムリーで笑えたのでご紹介。


ScanNetSecurity - Langley のサイバーノーガード日記 スパム温床配信スタンドのその後
https://www.netsecurity.ne.jp/3_14558.html

筆者は、以前、メールマガジン配信サービスがスパム業者の温床になっているという話を書いた。

スパム業者の温床というとコンビーズというメールマガジン配信サービスが最右翼だった。

コンビーズがどのような迷惑をまき散らしていたかというとこんな感じである。ある日、突然コンビーズからの迷惑メールが届き始める。メールにはご丁寧に解除方法も書いてある。それに従って解除すると、そのメールはもう来なくなるが、別のメールがどんどん送られてくるのである。困り果てて、来ているメールをチェックすると、なんとそれらのメールは全部コンビーズのサービスを利用して送られているのである。

コンビーズは配信リストの管理は、メールマガジン発行者の問題なので、そちらに文句を言ってほしいと言うのである。我関せずというわけだ。

だが、とうとうコンビーズも自らの過ちに気がついたらしく、スパムで困っている人間が、自分のアドレス宛の全てのコンビーズメールを停止してくれるようになったのである。


コンビーズメールはスパム・迷惑メールの温床: ついに株式会社コンビーズが送信停止に応じた
http://spam-hantai.seesaa.net/article/122112735.html

先日ダメ元で再度「迷惑メールの送信停止措置と、コンビーズメールで発行されている全メルマガの登録拒否」を依頼してみた。連絡はコンビーズメールホームページの「お問い合わせ」から行った。

その結果、「利用者が勝手にやったことです。」という内容のいつもの返信が返ってきたので、当初はあきらめていた。

しかし、配信されていた迷惑メールは停止され、その後も再登録されることはなかった。ということは、全メルマガの登録停止処理をしてくれたということだろう。


コンビーズメールへの問合せ :: てくてく糸巻き
http://blog.ptlabo.net/index.php?id=09120006

今回は、そうじゃないんですってば。

三者の迷惑なメールマガジン登録行為にもとづく、「正規の」メールマガジン配信」なので、メールマガジン発行者には責任はないんです。

登録退会処理のシステムそのものもコンビーズさんが作っているわけだし、どのメールマガジンを受け取ったのかを特定したところで、メールマガジン発行者には何もできません。
何かできるのはコンビーズさんです。

スパムと荒らしの違いをよく理解してください。


スパムで有名なコンビーズからスパム
http://netsecurity.blog77.fc2.com/blog-entry-26.html

ひとつの業者が複数のマガジンを発行していて、どっかでアドレス解除の要請があると、とりあえずそのメールマガジンからアドレス解除し、別なマガジンに登録するらしいです。
コンビーズさんでは、このアドレスころがしを容認しているので、スパム業者の温床になっているようです。


単に、勝手にスパムメールマガジンに勝手に登録されたアドレスを削除する、という当たり前のことをするだけで、みんなから「進歩した!」と褒められるメールマガジン配信サービスってのもなかなかないと思います。
そういう意味でコンビーズはまだまだ業界最右翼を走ってらっしゃるのではないでしょうか。これからもぜひがんばっていただきたいところです。