Windows 7ベータが公開され、1/24までは制限なくベータのダウンロードが可能となっています。(マイクロソフト、「Windows 7」ベータ版のダウンロード制限を撤廃:ニュース - CNET Japan 参照)
(追記)
さらに期間延長で2/10まで可能となっています。
Windows 7ベータ、ダウンロード可能期間がさらに延長 - Engadget Japanese
そこでVista β2の時と同様、VMware Playerを使って、すべてフリーのツールでWindows 7βのテスト環境を作るための手順をまとめてみます。
といっても、VMware PlayerにWindows Vista β2 をインストールするまとめ - モーグルとカバとパウダーの日記の件ほとんどそのままです。
(追記)
あるSEのつぶやき: VMWare Player + Windows 7 ベータ版インストールメモ を参考に
EasyVMX!: Virtual Machine Creator
サイトサービスを利用して、仮想マシン設定ファイルVMXとディスクイメージファイルVMDKを作るように変更しました。
(追記終わり)
ダウンロードするファイル
- Windows 7 β本体
ダウンロードする時に、言語(Japanese等)を選択することと、表示されるプロダクトキーをメモしておくように気を付けてください。
7000.0.081212-1400_client_ja-jp_Ultimate-GB1CULFRE_JA_DVD.iso
というファイルがダウンロードされます。
- VMware Player
Download VMware Player, Free VMware - VMware
VMware Player 2.5.1が最新になるので、これをダウンロードします。
VMwareのイメージを作る場所を準備
本来なら、C:\Documents and Settings\ユーザ名\My Documents\My Virtual Machines の下などに、Windows 7 などのフォルダを作ります。
今回は説明のために、
C:\Windows7
にイメージを作ることにするので、C:\Windows7 というフォルダを作ります。
ツールのインストールとファイルの準備
VMware Playerは普通にインストーラからインストールします。
7000.0.081212-1400_client_ja-jp_Ultimate-GB1CULFRE_JA_DVD.iso
バーチャルマシンコンフィギュレーションvmxファイルと仮想ディスク領域vmdkファイルの作成
EasyVMX!: Virtual Machine Creator
こちらで、適当な設定でバーチャルマシンを作ります。自分の場合は、
Virtual Machine Name:windows7
Select GuestOS:Longhorn
Memory Size:512M
Ethernet0:Intel Pro1000
CDROM #2:7000.0.081212-1400_client_ja-jp_Ultimate-GB1CULFRE_JA_DVD.iso
Disk #1:20G
という内容で作成しました。
最後の「20G」が仮想ディスク領域のパーティションサイズです。
大きめのサイズを指定しても、実際に必要な量しか実ファイル領域は使用しないため、大きめに指定しても大丈夫です。
ネットワークの設定について、同じくVMware PlayerでWindows 7をインストールされた方からトラックバック入っていたので、その情報を参考にさせていただきました。
VMwarePlayerでWindows7 - なろぐ - Yahoo!ブログ
ネットワーク設定がそのままだと上手く動かないようで、
ethernet0.virtualDev = "vmxnet"を
ethernet0.virtualDev = "e1000"
に書き換え
VMware PlayerからWindows 7のインストールCD起動とWindows 7インストール
エクスプローラで C:\Windows7 を開いて、作成した windows7.vmx をダブルクリックすると、VMware Player が起動してきます。
その時、バーチャルマシンの設定はコピーしたものか?ということを聞いてきますので、どちらでも良いのですが、コピーしたほうを選択します。
ハードディスクイメージが空のため、CDイメージからの起動が始ります。
インストールは「カスタム」を選択し、先ほどEasyVMX!で作成した、空の仮想ハードディスクを選択してインストールを開始します。
たぶんそのまま問題なくインストールが完了するので、最後にプロダクトキーを入力して終了です。
感想
軽いです。メモリもあんまり食わないみたいでメモリ512Mで動かしても、余裕があります。
インストールも早くて、VMwareへのインストールもさっくり終わりました。
これはほんとに、Vista買わずにWindows7待ったほうがお得な気がします。
【関連】
VMware PlayerにWindows Vista β2 をインストールするまとめ - モーグルとカバとパウダーの日記