モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

最近なぜかSMTPのMAIL FROMセッション時にlost connectionするスパムがやたら多い

つらつらとメールのログを眺めていたら、SMTPで、MAIL FROM(エンベロープfromを送ってくるところ)セッション時に、lost connection(相手方から接続が切られた)するスパムがやたら多くなっていることに気がついた。


あまりに量が多いのでグラフにしてみた。

ちなみに、このサーバはRCPT TO後に125sのtarpittingしているのだが、それではじいているのは1000程度。
だからここ最近は、その10倍以上のスパムがMAIL FROMのタイミングで向こうから切ってきていることになる。


このサーバだけの問題かと思って、もっとずっとユーザ数の多いサーバでも調べてみると、6月に入ってからぼちぼちとMAIL FROMのタイミングでlost connectionが増えてきて、8月に入るとだいぶ多くなっていた。

どちらのサーバもMAIL FROMの時点ではなんの制限もチェックも掛けていないので、向こうのクライアントが切ってるのだと思うが、IPを見ても法則性はないためbotと思われる。

また特定のISPからの接続のみそうなっているわけではないため、ネットワーク側で何らかの制限を掛けられたためではなく、クライアント側でそういう動きをしているのだと思う。


うーん、botのバグ?
他の環境でもこの状況って観察されてますかね??