スパムを送信していた業者の、実際に送る操作をした社員が逮捕されたとのこと。
偽メール:送信者情報偽り、5300万通送った会社員逮捕−IT:MSN毎日インタラクティブ
迷惑メール大量送信で逮捕 千葉県警、改正法を初適用 | Excite エキサイト : ニュース
asahi.com:送信元偽り、出会い系サイトメール送信 会社員を逮捕 - 社会
送信元偽りメール東京の会社員逮捕 - 千葉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
内容をまとめると
- 東京都世田谷区奥沢5、情報通信会社員、川端智和容疑者(29)を逮捕
- 特定電子メールの送信適正化法違反(送信者情報を偽る行為)容疑
- 計約5300万通のスパムを送信
- 送信者情報を偽っていた(架空または他人名義のアドレスを利用)
- 出会い系サイト運営会社がスパム送信会社(東京都渋谷区)へ依頼
- 05年11月14〜28日の間、柏市内の男性会社員(42)に計6回スパムを送信
- 川端智和容疑者が送信業務を担当
- スパム送信会社も立件予定
- NTTコミュニケーションズが都内に設置しているメールサーバーを経由
- 新規会員登録1件あたり1300〜2000円の報酬を得ていた
千葉県警GJ!
会社ではなく、とりあえず最初に捕まえるのは社員なのね。
依頼毎とか送信数毎とかじゃなく、新規会員登録1件あたり、という報酬(たぶん会社が得る報酬が)なんだ。まあでも確かにそれが一番合理的っぽい。
スパム送信会社が立件予定は当然としても、依頼した出会い系サイト運営会社まで立件されるのか気になる。この法律だけでは難しいように見えるが。
NTTコミュニケーションズのメールサーバを経由とのことだが、そんなスパムは少ないというかほとんどない。海外の業者を使った場合にはどうなるんだろうか。
そして柏市内の男性会社員が誰なのか、気になる。セキュリティとかスパム対策とかやってる人じゃないんだろうか。