こちらも悲しい話。でもトビーが悪いわけじゃないからデールベッグスミスの件よりはまし。
トビーは銅メダルとなって、期待はずれな結果に終わってしまったアメリカチームの中で、大活躍となりました。
プライベートコーチをしている47mogulsの堀江さんや、ブーツのチューンをしているでんくらふとの田平さんも、喜こんでるだろうなあと思います。
で、以前も確か書いたと思うのですが、トビードーソンは韓国で孤児だったのが、幼い頃アメリカで養子になり、その養父母にスキーを教わって育ったのだそうです。
実の親を探しており、オリンピックで活躍すれば本当の親が見つかるのでは、と考えていたとのこと。
それでその思惑通り、今回の銅メダルで韓国でも一気に知名度が上がったようです。
<トリノ五輪>韓国系米国人ドーソンがモーグルで銅メダル - Japanese JoongAngIlbo
韓国出身ドーソン、父名乗る男性現れる - 朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
スキーモーグルの銅メダリストをめぐり、各所から「親」主張 - donga.com [Japanese donga]
これ、最初はトビーの親が見つかりそうなのか、よかったな… と思ったものの、だんだんと悲しくなってきました。
まず、それだけ韓国では普通に捨て子が多かったの?と。
そして、おまえら今までろくに探してなかったのに、有名人になったらほいほい出てくるのかよ、と。
トビードーソンはこれからも頑張って欲しい、と思います。
(追記)
ドーソンさんは冬季五輪で銅メダルを首にかけ、韓国の父親を探していると言った。しかし韓国から数百人が実父だとして連絡をして来たため訪韓計画を取り消し「実父はそっと科学的に探したい」と明らかにした。
「1981年、釜山の混雑する市場で妻が息子とはぐれてしまった。ドーソンがまさに失くしてしまった私の息子だ」と主張した。
一方、ドーソンさんの実母はキムさんと離婚し、新しい家庭を築いていることからドーソンさんが実の子供だと言っても会いたくないという意を昨年、明らかにしている。
いろいろとゴタゴタがあっても、とりあえず見つかって良かったです。
結果的には今のほうが幸せになったんじゃないかと思うし。まあ、他人が簡単に言える話じゃないだろうけども。
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