モーグルとカバとパウダーの日記

モーグルやカバ(EXカービング)山スキー(BC)などがメインの日記でした。今は仕事のコンピュータ系のネタが主になっています。以前はスパム対策関連が多かったのですが最近はディープラーニング関連が多めです。

先生に聞く、という形の表現方法について。「先生と生徒メソッド」

郵政民営化って要するに何なの?と政治に詳しい人に聞いてみた。 [絵文録ことのは]2005/08/30

ちょっと話題になってるエントリーだが、内容と関係ないところで少し気になったので。
と、内容に関してまったく触れないのもフェアじゃないので先に感想を書くと、「詳しい友人」の言うことについて、ちょっと同意できない部分も多かったことから、こんな印象を持ったというのもあるだろう。


このエントリーは、政治に詳しい友人に、政治に疎い自分が郵政民営化について聞いて、それをインタビュー形式のようにして書いた内容になっており、生徒が先生に疑問を提示してそれに先生が答える、というような感じになっている。

で、こういった形式になっていると、なんかこう、先生の言っていることは内容のいかんにかかわらず、先生が言っているというだけで「正しいこと」のように感じられてしまうというメリットというか、魔力があるなあ、と思った。


逆に、このやりかたをうまく使えば、自分の説により説得力を持たせることが出来るような気がした。

「先生と生徒メソッド」

つまり、先生に生徒が質問する形にして、自分の主張したい意見は先生に言わせて、疑問や反論を生徒に言わせるわけ。
なんて、さもいいこと気がついちゃったみたいに書いたけど、こんなテクニックは世の中でよく使われてるやりかたなんだろうね、と思った。


(追記)

このエントリーとコメントから発展して、

モーグルとカバとパウダーの日記 - 郵政民営化反対の理由を、僻地の郵便局がなくなるから、と言うことの欺瞞

という続きを書きました。