manabuさんに教えていただいて、Message Submission がどういう考えなのかがやっとこ理解できた(と思う)のでメモ。
MTA(メールサーバ)
MUA(メールクライアントソフト)
MSA(Message Submission Agent メールクライアント受け専用サーバ)
従来のメール
┌───┐ ┌───┐ |MTA (25)←+→(25)MTA | └───┘ | └───┘ | ┌───┐ └←-+ MUA | └───┘
Message Submission
┌───┐ ┌───┐ | MTA (25)←─→(25)MTA | └─+─┘ └───┘ ┌─+─┐ | MSA | └(587)-┘ ↑ ┌─+─┐ | MUA | └───┘
今まではメールソフトからメールを送るときも、他のメールサーバからメールを送られてくるときも、メールサーバは25番ポートという同じところでやり取りをしていた。
つまり、メールサーバからみると、他のメールサーバもメールソフトも(ウイルスも)同じ取扱い窓口でやりとりしていたわけ。
これを、メールサーバ同士は今までと同じだけど、メールソフトとのやり取りは、別の専用窓口開くんでそっちでやるようにしようね、というわけ。
で、ぷららやWAKWAKでやろうとしている「Outbound Port25 Blocking」というのは、このメールサーバ同士での窓口を、自分ところのユーザーからは使えないように締めてしまって、今後メールを出すときは、このメール送信専用窓口を使うようにしてね、というわけです。
(追記)
manabuさんに教えてもらった、最近のメールシステム回りの構成図。
第1回:イントロダクション - メールサーバ管理おさらい(山本功司):RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト)
上の適当な図なんかより断然わかりやすいです。