コブを滑りに、いいもりのモーグルコースに行きました。
コブなので、いつものようにエアスタイルを履いていったんですが、リフト降りてスケーティングしようとしたところで、どうもトップの噛みがないなあ、と感じました。なんだか足元しかエッジが効いていない感じで、実際軽く蹴ってみて雪面見てみると、トップ部分はほとんど雪が削られていない状況でした。うーん、これはだいぶヘタってきてるなあ、と思いつつ、まあ整地を滑れないことはなかったので、とりあえずラインへ。
最近はトップからコブの溝に入っていって、そこで乗り越えてからターン入って次の溝に向かう、というような滑りを意識して滑っています。いわゆるポーパスターンといわれる滑り方だと思います。
それでトップから入っていたつもりなんですが、どうもその押さえが甘くてスピードコントロールが難しい。ちょっとでもオーバースピードになるともうそのスピードを殺せずに暴走してしまって、だいぶやられていました。
これはラインが難しいのかなー、とか、ちょっとしょんぼりして、あとつかれたので9.10(カバ板)も持ってきていたので、履き替えてみました。すると、すごいトップが噛む。もうリフト向かうまでのスケーティングで全然違う印象。整地滑ると、とにかくエッジが噛みすぎてターンできないよ、ってなくらいの違い。以前もときどき履き替えて滑っていたのだけど、こんなに違いを感じたことはなかったです。
それで、とりあえず何本かカバして遊んで、ちょっと9.10の感覚に慣れてきたのでラインにも行ってみることにしました。そしたらぜんぜんトップで抑えが効いて、スピードコントロールできる。はっきり言って9.10のほうがぜんぜんいい感じに滑れました。9.10は重いから、前は履き替えたら9.10だとやっぱコブは厳しいねー、とか感じていたのに…
「ああ、エアスタイル、知らぬ間に死んでたんだな…」と思いました。
今まで板死んだ、と思ったのは、センターのエッジが3cmくらい無くなったり、トップが滑走面とエッジと表面とで3枚におろされた状態になったり(初代マンバだったため)、とか見た目ですぐわかる状況だったので、この死に方はなんか微妙に切ない感じです。
どうもトップから突っ込む滑りは、スピードの割に体には優しいのだけど、板には厳しいのだと思います。なんだか最近、やけにエアスタイルのトップの押さえがあまくなってきてるよなあ、と日々滑ってる中で感じられたくらいだから。
とりあえず今後は、カバ木つけた8.18をモーグル用に復活させて使おうと思います。次は、嫁の板(ID one FR)がだいぶ良かったし、丈夫だと評判のID oneにしようかな。