今関わっている開発案件がPHP-5.4のソースで、VSCodeのIntelephenseが「mysql_query」とかのメソッドをそんなのねえよ!と赤線引いてくる問題が出ていました。
まあ無視すればいいのですが、ほんとのエラーと見分けがつかなくて困るのでなんとかしたい。
これを検索するとだいたい、VSCodeの設定を開いてIntelephenseの設定項目「Intelephense > Environment: PHP Version」か、setting.jsonに「intelephense.environment.phpVersion」の項目作って、バージョン指定で「5.4.0」とか入れればよい、と書いてあります。
ところがいくらやってもそれでは赤線が消えてくれませんでした。
Why is intelephense not recognizing mysql_pconnect when aimed at php v5.3? - Stack Overflow
ここに、デフォルトのスタブリストから「mysql」が消えてるから追加しろと書いてありました。
VSCodeの設定開いて、上の「設定の検索」のところに「stubs」といれてやるとintelephenseのstubsの設定項目が出てくるため、その一覧の一番下に「項目の追加」というのがあるのでそこを押すとセレクターになり、「mysql」があるので選択して「OK」にしてやります。
これで無事にmysql_queryとかの赤線が消えてくれました。
SourceTreeのボタンの表示が崩れる
最近買った新しいWindowsノートPCで開発をしているのですが、SourceTreeの画面でボタンの表示が崩れるという謎現象が起きていて困っていました。
なぜかSourceTreeのボタンの表示だけが崩れる(右下歯車の下のボタンが崩れてる例) Dell G15 5515(Win10 21H1 Ryzen7 5800H with Radeon + GeForce RTX3050Ti)
— Kiyoshi SATOH (@stealthinu) 2021年10月24日
なんか情報あれば教えて下さい pic.twitter.com/QkCS8cJsKe
こんな感じで、マウスオーバーなどしたボタンの表示が崩れたり、アイコンが消えたりする、というような状況が起こりました。
ただこのおかしな状況が起きるのはSourceTreeとそのインストーラーのみで、他では発生していませんでした。
で、ぐぐってもぜんぜん関連しそうな情報が出てこなくて、ただSourceTreeだけでなく画面崩れ一般の障害例を探して見ていると、グラフィックのドライバーアップデートとかで治る場合が多く、このノートはRadeonの内蔵グラフィックアクセラレータとGeForceのアクセラレータどっちも積んでるマシンのため、そのあたりが理由なのだろうか、という感触を持っていました。
で、やっと見つけた関連しそうな情報が。
Source Tree を起動すると透明なウィンドウが立ち上がってしまう
この中に「Avalon.Graphics」という項目で「DisableHWAcceleration」の値を設定する、つまりこのグラフィックアクセラレータ機能のハードウェアアクセラレータを切ることで解決する、という話がありました。
試してみると見事に症状が出なくなりました。
これ2018年の話なので、3年後の今でも未だに解決されていないようです。
こういうマイナーなトラブルは解決するのなかなか大変ですね。
白馬Happy7券が終了
これまで抽選でですが安く買える、白馬村内にあるスキー場の共通シーズン券がありました。
今は白馬村共通シーズン券という名前ですが、このサービス開始時は「白馬Happy7」という名称だったので、自分はずっとHappy7と呼んでいました。
たしか2001年頃から始まって、約20年間続いていたと思います。
それがとうとうなくなってしまうことになりました。
白馬村5スキー場共通シーズン券の終了について。 | 白馬村公式観光サイト
https://www.vill.hakuba.nagano.jp/news/2755/
自分は長年、ちょっとだけお手伝いさせていただいていた所があったので、なくなってしまうのはだいぶ感慨深いです…
今後は白馬エリア共通で使えるシーズン券を使ってくださいとのこと。
HAKUBA VALLEY 全山共通シーズンパス
https://www.hakubavalley.jp/seasonpass/
長野県民だと約10万円で白馬エリアのスキー場すべてで使えるので、色んなスキー場で滑りたい場合はおすすめです。
ホンダ中型除雪機のバッテリー交換
除雪機(ホンダ HS-1390i)で除雪していたら、エンジンは掛かっているものの、バッテリーランプと制御ランプがついてキャタピラが動かなくなってしまいました。
最終的にはバッテリーの問題ではなく、オルタネータを回すためのACGベルトが切れてしまっていたのが原因だったのですが、その前にもうだいぶ弱っていたバッテリーも交換しました。
(ACGベルトの交換の仕方については過去の記事を参照)
ホンダ中型除雪機のベルト交換方法 - モーグルとカバとパウダーの日記
バッテリーは「34B17R」が2個直列で使われているのですが、このバッテリーはほとんど売られていません。
そこで色々と検索してみると42B19Rや60B19Rなどでも適合するらしいことがわかりました。
値段が大して変わらないなら容量が大きいほうが安心なので「60B19R」に載せ替えることにしました。
ホームセンター7というところが安かったので、caosの60B19Rを2個で9,800円で購入しました。
34B17Rより60B19Rは少しサイズが大きくなるのですが問題なく載せ替えることが出来ました。
androidのGmailアプリでプロバイダメールの設定の「名前」が反映されない
androidのGmailアプリを使うと、プロバイダのメールのようにPOP3で接続するアカウントを設定することができます。
これは普通にPCのメールソフトにメール設定した場合と、同じ感じで利用することができます。
しかし、このGmailアプリからメールを送ったとき、メールの送信者名が表示されずにメールアドレスのままで届いてしまうことに気が付きました。
設定内容で「名前」という、メールを送った際に送信者として表示される項目があるのですが、この項目が設定されていても送信者名に設定されず、そのままメールアドレスだけが From に設定されて出されてしまいます。
きっとメジャーな問題だろうからネット上に情報出ているだろう、と思ったのですが、Gmailアカウントでの「名前」の変更などはよく出てくるものの、プロバイダメールの設定で送信者名がうまく設定されない、という情報は見つけられませんでした。
なにか参考になる情報があれば教えて下さい。
Windows 10 (2004) アップデートにより Windows Live メールが動作しなくなる
コロナ関係ないのですが、ここ半年くらいブログエントリー書くのサボってしまっていました。
小ネタです。
「Windows Live メール」という Windows 7 の頃によく使われていたメーラーがあります。
Live メールは Windows 10 にはもう新規でのインストールはできず、2017/1/10 にはマイクロソフトのサポートも完全に終了しています。
しかし、Windows 7 からアップグレードして Windows 10 にしたようなPCだとそのまま Live メールが使えたため、そうやって利用しているユーザもまれに見かけました。
さて、今年の5月に発表された Windows 10 のアップデート(Windows 10 May 2020 Update)が今頃になってやっと当たるようになってきました。
するとこのアップデート後に Live メールが
0x800c013e 不明なエラー
というエラーにてメールの送受信ができないという状況になるようです。
すでにだいぶ前にサポートも終了しているため、マイクロソフトからは公式になにか書かれているわけではないのですが、たぶんアップデートが引き金で動かなくなっているのは間違いないと思います。
OutlookやThunderbirdなど他のメーラーに移行されることをおすすめします。
(追記)
twitterで教えていただいたのですが、レジストリ変更して、強制的に Live メール内部のメール一覧情報を作り直しをさせると動くようになるらしいです。
どうしても Live メールを使い続けたい方はご参考に。
Windows Live メール 2012で「メッセージを表示できませんでした」となる – OSAKANA TAROのメモ帳
Gmailで普通のinboxの中だけを検索する
Gmailで未読が2ある状態になっているものの、探してもどうしても見つからない、という状況になりました。
以前も同じことがあり調べたことがあった
Gmailで「ソーシャル」タブ等に自動分類されたものを排除して検索 - モーグルとカバとパウダーの日記
のですが、今もまだ通常のinboxを探す方法がないのだろうか?と思ってまた調べてみました。
最近?はより簡単に指定できるようになったようで「category:primary」と指定してやればいいようです。
自分の言うところの「普通のinbox」はGmailのタブ「メイン」のところを指していますが、あれは「プライマリ受信トレイ」と呼ぶようです。
Gmailのプライマリ受信トレイのみを検索するにはどうすればよいですか?
category:primary is:unread
介護ハッカソン長野に参加
これ書いてるのすでに2月末なのですが、2/1(土)に介護ハッカソン長野に参加させていただきました。
介護ハッカソンとは、介護系の方とコンピュータ系のエンジニアがチームになって、介護現場での問題をWeb技術やIoT等を利用して改善するのを競い合うハッカソンです。
2回開催され、3/7(土)の2回目のときにチームの発表を行って、審査と優勝者が決まことになっていました。
が、この新型コロナの問題で、2回目はチームで一人のみが代表で参加して発表、ということになりました。
このハッカソンは元々、9月にやる予定だったのが台風のため延期になってこの日程だったので、開催に関わられた皆さんは色々とほんとに大変だったと思います。
ハッカソンでは、介護系の方に意見を聞きながら、アジャイル勉強会でやったように考えをポストイットに書いてホワイトボードにぺたぺた張っていきまとめていく、というようなことでアイデア出しと意見の整理を行いました。
この辺は、勉強会でやったことがそのまま活かせてとてもよかったと思います。
さらに、出てきたアイデアも他とちょっとひねった感じになっていて、良いのでは、と思っています。
Ubuntuでiptablesの設定を永続化したつもりでハマる
Ubuntu 18.04 LTS を利用しているサーバがあり、そこでiptablesの設定がしてありました。
Ubuntuだとiptablesの設定はそのままではなぜか保存がされず、iptables-persistentを入れないと永続化ができないとなっています。
で、下記サイトのように
Ubuntuでiptablesの設定をiptables-persistentで永続化する
Ubuntu 18.04 LTS iptables Fail2ban 設定等 | ひかるLOG
iptables-persistentを入れて
/etc/iptables/rules.v4
に設定を書いて永続化ができたつもり、でいました。
が、サーバメンテでリブート後DNSの通信が通らなくなり、確認したところiptablesの設定が以前のものに戻ってしまっていて止めていました。
iptables-persistentの設定例を見ると /etc/iptables/rules.v4 (と rules.v6)に設定を書くとなっているのですが、実は /etc/iptables 以下に
というファイルが元々ありました。
自分はこれがあっても rules.v4 ファイルが有ればそちらが使われると思っていたのですが、この設定ファイルがあるとこちらのほうが優先して使われてしまうようです。
とりあえずこのファイルをリネームすることで解決しました。
PostfixでOpenSSLのバージョンでwarningが出る
古いCentOSに入っているTLS1.2対応したPostfixが、下記のような warning をずっと出していて大丈夫なのか、どうすれば止まるのか、という相談をうけました。
warning: run-time library vs. compile-time header version mismatch: OpenSSL 1.0.2 may not be compatible with OpenSSL 0.9.8
調べてみると、src/tls/tls_misc.c 中の tls_check_version 関数でこのwarningを出しており、OPENSSL_VERSION_NUMBER と SSLeay() の間でバージョンの違いがあると出るようでした。
そこで OPENSSL_VERSION_NUMBER を確認すると
/usr/include/openssl/opensslv.h
#define OPENSSL_VERSION_NUMBER 0x0090802fL
の設定が使われており、後からソースで入れたOpenSSLのバージョンと合っていないためとわかりました。
Postfixインストール時には下記オプションつけて
-L/opt/openssl/lib
後から入れたOpenSSLライブラリ指定していたのですが、include については指定されていなかったようです。
そこで include についても下記のように、後から入れたOpenSSLの include を参照するように追加してもらいました。
-I/opt/openssl/include
これで warning がでなくなりました。